歌舞伎座の当日券を利用しよう！急に歌舞伎が見たくなった！そんな時には当日券！

歌舞伎のチケットの取り方は、他のライブやお芝居と同じ、電話かオンラインが主流です。特に人気公演になると、発売開始とともに、一斉に申込みが殺到します。

なかには、「予定していなかったけれど、急に観に行きたくなった！」という方も、いらっしゃるかと思います。歌舞伎座では公演期間中、空席がある間は、ずっとチケットが販売されています。もちろん当日券も購入できます。ここでは、歌舞伎座の当日券について、探ってみたいと思います。

全般的な歌舞伎のチケットの取り方については下記の記事でご紹介しています。合わせてご参照ください。

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当日券といえば、「一幕見席」

一幕見席切符売り場

歌舞伎座の４階にある「一幕見席」は、歌舞伎通にはおなじみの座席です。名称の通り、一幕ごとに購入することができる席で、料金も800円くらいから2500円くらいまでと、かなりお得に観ることができます。「一幕見席」は当日券のみで、予約はできません。

たとえば、会社帰りに、急に歌舞伎を観たくなり、間に合いそうな夜の部の最終幕だけを観に行く、などということもできます。とは言っても、座席数が、椅子席約90名、立見約60名のみ（通常公演の場合）となりますので、人気公演の場合、早々に満席になってしまうこともあります。

歌舞伎座まで来てみたものの、すでに満席だった…という場合もありますので、あらかじめ承知しておいた方が良いでしょう。「一幕見席」は、残席が読めないことがデメリットでもあります。SNSなどの情報を見て、残席があると思っても、歌舞伎座に向かっている間に満席になってしまうこともあります。

また、初心者にありがちですが、歌舞伎は幕によって出演する役者が異なります。たとえば、昼の部に三幕あるうちの一幕のみ出演する、という役者もいます。お目当ての役者が、その幕に出ているかどうかを、公式ホームページかチラシでチェックしておくことも重要です。

「一幕見席」は、いろいろなルールもあるので、歌舞伎座公式サイトで確認しておくことを、おすすめします。

一幕見席につきましてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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多くの方は、チケット発売前に、演目や出演俳優を公式サイトやチラシでチェックしておき、発売開始日に申込みをします。歌舞伎座のチケットは、開演初日の約ひと月前から発売開始されます。

歌舞伎座は、月の初め頃に初日が開くと、その月の下旬（25～27日頃）までは毎日、昼夜公演を行っています。チラシを見ていただくとわかるのですが、ほとんどの公演で、“日付ごとの公演スケジュール”の記載がありません。つまり、公演期間中、休演日がないことがほとんどなのです。

たまに休演日がある公演もありますが、歌舞伎座では、ほぼ連日、昼夜公演が行われています。ですので、全日程のうち、何回かは、どこかしらに空席がある可能性があります。全席種がすぐに満席になる公演は、よほどの人気公演と言えます。例えば、人気俳優の大きな襲名公演などです。

「1等席」や「2等席」でも空席がある場合は、歌舞伎座の切符売場で、当日開演直前ギリギリでもチケットの購入が可能です。こちらは、当日現在の残席から選ぶことになるため、「1等席」、「2等席」でも後方の席になる可能性があります。

ただ、稀にですが、関係者等の“戻り”で、空席が出ることがあるようです。賭けになってしまいますが、運がよければ、当日でも良席が取れるかもしれません。しかし可能性としては、低いと言えます。

空席状況は、チケット発売日以降から「チケットweb松竹」で、大まかに知ることができます。個人登録をしておくと便利です。表示は「○＝空席有」「△＝空席わずか」「×＝空席なし」のみですが、先のスケジュールがはっきり読めない場合や、急に行きたくなった時には、ありがたい機能です。

「チケットweb松竹」の「チケットを購入する（公演一覧へ）」をクリック、東日本の劇場「歌舞伎座」を選択し、「空席照会」を選ぶと、当日以降の空席が表示されます。ただし、空席の状況は、リアルタイムで随時変わっていきますので、あくまでも目安となります。

席種は、料金的に購入しやすい3階席からなくなってしまうことが多いです。また、観劇が先の日程であれば、個人登録（ログイン）をして、空席の場所まで選ぶこともできます。

当日券は、直接、歌舞伎座の切符売場で空席を取りますので、手順としては一番簡単とも言えますね。

歌舞伎のチケットをお得に入手する方法につきましては下記の記事でもご紹介しています。合わせてご覧ください。

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