歌舞伎のチケット取り方

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歌舞伎のチケットの上手い取り方とは? 人気公演だと中々取れないこともある?

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贔屓の役者が出演する歌舞伎公演を観たい!となった時、まずはチケット発売日をチェックします。しかし、いざ発売日当日になると、なかなか繋がらない電話やオンラインに、焦ってしまう方も多いのではないでしょうか。

やっと繋がった時には、目当ての日が取れなかったり、希望の席種が完売していたり、ということもありますよね。人気公演になると、特に難しくなります。

ここでは、歌舞伎のチケットの取り方について、いくつかご紹介したいと思います。

こちらの記事でも格安で歌舞伎を鑑賞する方法について解説しています。合わせてご覧ください。

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人気が集中する公演がある?

歌舞伎座

歌舞伎座は、ひと月約25日間、連日昼夜で公演を行います。昼夜で演目が異なりますが、延べ公演数はひと月50回ほどにもなります。また、歌舞伎座の総座席数は、幕見席を外して1,808席あります。(宙乗り演出のある公演は、3階席の数が少し減ります)

25日間、50回もある公演でも、完売することがあるのでしょうか? 驚くことに、人気役者の襲名披露公演などになると、チケット発売後、ほぼ満席となってしまうことがあります。

襲名披露公演は、歌舞伎役者にとって「先代の名跡を継ぐ」という、最も重要な意味を持ちます。襲名披露ならではの演目や、滅多にない役を演じることもあるため、ファンにとっては是が非でも観たい公演と言えます。

歌舞伎座では、襲名公演になると、通常よりも少し高めの料金設定になります。それでも、席が取りにくくなるのです。

一般発売では、公演情報を確認しておくことが大事

一幕見席

贔屓の役者が、何月にどこの劇場に出演するか、という情報は、前もって歌舞伎公式総合サイト“歌舞伎美人”で知ることができます。チラシも掲載されていますので、公演日程やチケット料金なども、詳しく見ることができます。

この情報で大切なのが、“チケット発売開始日”です。「○月○日 ○時より発売開始」の記載があります。他の公演と同じように、みなさん、発売開始時間の前から、電話やパソコン前でスタンバイします。

やっと繋がっても、あれこれ迷っていると、その間にどんどん席がなくなってしまいます。あらかじめ、可能な日付や曜日、席種などいくつか書き出しておくと、スムーズに運びやすいです。

ちなみに、土曜日の昼夜、日曜日の昼の部など、やはり週末休みを希望する人が多い傾向が見られます。少しでも前の席を、と望む方は、最初から休日を避けて、平日を狙うというのもよく聞かれます。

電話で申し込む際は、手元に座席表を持っておくか、パソコン画面などで座席表を見られるようにしておくことをおすすめします。舞台に向かって、どのあたりの席になるかを確認できます。

人気公演になるほど、良席をとるのは大変になってきます。稀に、一般発売後に“戻り”と言われる席が出ますが、いつ出るのかなど全くわかりません。頻繁に公式で空席チェックをするのも、手段の一つです。また、完売の公演でも、「一幕見席」は販売されますが、こちらも競争率はかなり高くなります。

座席の種類と選び方についきましては、下記の記事で解説しています。

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一般より先行して申込みできる「松竹歌舞伎会」

「歌舞伎座」、「新橋演舞場」、「大阪松竹座」の公演は、「松竹歌舞伎会」という会に入ることで、一般発売よりも先行して、チケットを申し込むことができます。クレジット機能付のカードが交付される形で、年会費が3,000円かかるので、頻繁に演劇鑑賞に行かれる方向きではあります。

特典は、チケットを先行して購入できるほかに、「ほうおう」という会報誌が、毎月無料で届きます。役者のインタビューや、演目の解説など入っているので、演劇ファンには嬉しい特典ですね。

「松竹歌舞伎会」は、利用頻度に応じてランクアップしていく制度となっており、「ゴールド会員」や「特別会員」のランクになると、さらに先行してチケットの申し込みができます。

一般発売とは別の購入方法はあるの?

松竹への電話申込やオンライン以外にも、購入方法があります。一つは、「チケットぴあ」などの各プレイガイドです。一般発売の前に、先行抽選が行われる場合があります。席は“おまかせ”になりますが、「競争率が高いと思われるので、とにかく席は確保したい!」という公演では、おすすめです。

もう一つは、「団体」枠のお席です。企業の福利厚生を目的としたものであったり、旅行会社のツアーに組み込まれていたりする席があります。歌舞伎座の「グループ観劇」枠は30名以上の受付、大阪松竹座などは10名以上で受けてあります。

旅行会社のツアーや団体のチケットは、細かくお席が選べないかわりに、割安で販売されることが多いので、情報として知っておくと縁があるかもしれませんね。

いっそのこと後援会に加入する?

贔屓の役者がいるのなら、後援会に入るのもおすすめです。チケットは、付き人や番頭さんが手配され、比較的良席が取れると言われています。歌舞伎観劇の際、劇場の入場口などで、役者名の書かれた札と机が目に入ると思います。そこに座ってあるのが、役者の番頭さん(マネージャー)です。

後援会では、入会金や年会費が必要となります。特典としては、チケットの優先予約の他に、歌舞伎役者本人を囲む懇親会など、特別な企画をしている処もあるようです。各ホームページでも紹介されてありますが、詳しくは劇場にて、番頭さんとお話しされてみると良いかもしれません。

いつの間にか歌舞伎に詳しくなり、長く続く楽しみの一つになってしまうかもしれませんね。

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